【悲報】TOEIC L&R で自慢できる点数は○○点|英語を仕事で使ってない職種なら十分でしょう

TOEICのコツ

こんにちは。

とあるメーカーで海外営業に関わって20年超の神高(かんだか)です。

隣の職場の後輩、高橋くんから質問がありました。

高橋
高橋

カンダカさん、TOEIC L&R で自慢できる点数ってどれくらいですか?

いや、うざいから先々自慢する気もないんですけど、たとえば630点くらいだったら、仕事で英語を使う自信が持てますか?

神高
神高

たしかに、ウザいと思われるかも知れないけど、ツイッターで TOEIC スコアを自慢するなら、満点(990点)だろうね(笑)

(以下、神高(かんだか))

Twitter(ツイッター)上には、なぜか990点満点を取る人がたくさん居て、自慢合戦みたいになってる。

900点前後じゃあ、「自己ベスト、やった!」なんて、ツイートしても「〇回目の990点!!」なんてTweet に埋もれてしまうくらいだ。

一時期、ぼくもそれをモチベーションに TOEIC のスコアを伸ばそうと思ってたんだけど、逆に気が滅入ったよ。

参考までに、ぼくの TOEIC スコアを載せておこうか。

2020年12月、初めて受けたオンライン版の TOEIC IP は、L: 470, R: 420 T: 890 だった。

ウザく面倒に感じたら、ごめんね(笑)。

今回、話したいテーマは「自慢」じゃない。

問題は、英語に対する「自信」。

高橋くんのような「仕事で英語を使うための自信」が欲しいだけなら、こんなスコアは要らない。

実際、ぼくだって20年以上 TOEIC を受けてきて、この程度だからね。

ランキングや偏差値が重要なわけじゃない。

会社の仕事で英語を使いたいという目的が明確なら、不安にならなくて構わないんだよ。

ましてや、「SNS で自慢できるスコア」、たとえば TOEIC L&R 900点オーバー、あるいは満点(990点)なんて非常識に高い目標を掲げる必要はない。

また、そんな高得点を持っていたとしても、仕事で接する仲間や海外の取引先が特別扱いしてくれるわけでもない。

ある程度のレベルになったら、勝手に「仕事で英語」を使っていけばいい。

神高
神高

会社員である我々は、英語自体を職業としている「英語のプロ」ではないし、外にも身に付けなきゃいけないことがあるからね。

もちろん、TOEIC 対策を教える講師になれるほど TOEIC の試験自体が好きなら、満点に近いハイスコアを狙うべきだ。

では、会社員が英語に多少なりとも「自信」が生まれて、仕事で使ってみたいと思うレベル、TOEIC スコアとは、いったいどれくらいだろうか?

一緒に、考えてみよう。

【悲報】TOEIC L&R で自慢できる点数ってどれくらい?|630点あれば英語を仕事で使ってない職種なら十分でしょう

メーカー、あるいは商社や販売店などに勤める身で、かつ普段の仕事で英語を必要とされないセクションであれば、TOEIC L&R で630点も取れるなら十分に会社に貢献できる。

そこを目指して努力している段階なら、400点台でも500点台でも、徐々に英語に自信を持っていい。

たとえば、高橋くんみたいな「国内向けの営業」、あるいは「品質管理部門」や「製造部門」、「設計部門」などに属しているとしよう。

ビジネスの主役は、あくまで自分の会社が扱っている「商品」「サービス」だ。

神高
神高

英語でお客様にどう( How )お伝えするか、よりも何を( What )知っていただくか、のほうがずっと大事だよね。

そして、実際のところ、一般的な実務、業務で欲しい英語の運用能力はそれくらいなんだよ。

高学歴で有名大学卒が集まっているような、かなりの大企業でも TOEIC 600点、あるいはその少し上のスコアを海外出張の基準に設定している。

本来の職種で培った知識や経験と TOEIC 600点を超える程度の英語を組み合わせれば、たとえば海外顧客のもとへ出張しても成果を得られるだろうね。

クレーム対応でも納期の調整でも、あるいは展示会などにしても、十分な準備をすれば

「今回の海外出張、わたしに行かせてください!」

と上司に言えるレベルだと思うよ。

しかも、社用で海外出張できるようになれば、英語学習のモチベーションも自然に上がる。

結果、プラスのスパイラルに入ることができる。

TOEIC Listening & Reading のスコアが自信につながり、仕事で英語を使うチャンスを求める。

すばらしい挑戦だと思う。

任される仕事が増えれば、貢献感も自然と備わっていくからね。

高橋
高橋

ごめんなさい、630点は目標値です(笑)。

まだ、400点台しか取れません。

神高
神高

ああ、そうなんだ (^^;。

別に、気にする必要はないけどね。

本業があるなら、TOEIC L&R のスコアごときで自信を失う必要はない

まあ、別に本業の仕事を主体的にこなせているなら、TOEIC のスコアが400点台でも大した問題じゃない。

高橋くんは日本国内を担当する営業職だから、普段の仕事では英語をまったく使ってないんだろう?

それなのに、「英語を勉強しておこう」と考えているのだから、それだけで他の人とはちょっと違う。

自信を持っていい。

ただ、英単語は意識的に増やした方が、これからの英語学習をより楽しめるだろうね。

神高
神高

極論すれば、TOEIC のスコアは「瞬間的に意味がわかる単語の数」である程度、決まる。

ど定番の TOEIC 向け単語集「TOEIC L&R TEST 出る単特急 金のフレーズ」の冒頭で著者の TEX加藤さんは、こんなことをおっしゃっている。

「朝日新聞出版のサイトで紹介する『 TOEIC 基本単語200』のうち、半分以上わからなければ高校基礎レベルの単語集を一冊仕上げることをお勧めします」

そうか、単語数が足りないのか、とわかれば、ひとまず安心だ。

だから、日常的に仕事などで英語を使っていない社会人が TOEIC 対策する前の段階で300点台、400点台だからといって、望みは捨てなくていい。

しかも、TOEIC L&R は日本の中学、高校で習うレベルの英語をベースに問題は作られているものの、語彙(ごい)の範囲が高校受験や大学受験、英検や IELTS(アイエルツ) などとは違う。

だから、TOEIC 用に意識的に単語を覚える作業も必要だ。

極端に使える単語数(ボキャブラリー)が少ない段階では、ほとんどの問題を捨てることになってしまう。

TOEIC の場合、試験中に単語の意味を類推するような時間はないからね。

就職活動でアピールできる TOEIC スコアはどれくらい?

今回の件で、就職活動をしている大学生が「アピールできる TOEIC L&R スコア」はどれくらいだろう、と疑問に思ったから調べてみた。

この記事の中で、TOEIC を管理・運営する団体 IIBC は「500点」と紹介しているね。

でも、この「500点」は「就職活動中に TOEIC のスコアで英語力をアピールしたい人なら最低限、これくらいは欲しい」という意味だから、正直、高めのハードルだ。

英語が好きな就活生ばかりではない。

また、TOEIC L&R もテストの一種だから、対策なしで高得点は取れない。

大学がキャンパス内で主催する就活生向けの TOEIC IP(団体試験)でも状況は同じだろう。

まあ、ごくたまに「適性」「才能」に気づいて、ゲーム感覚で就活中に800点台、900点台なんてスコアを取ってしまうような猛者もいるけど、何事も「個性」「個人差」があるからね。

他人と比べても、しゃあない。

神高
神高

そして、逆に期待されすぎて困る、ということも起きる。

「新入社員のあの子、TOEIC 900点もあるっていうのに、仕事だと今一つ、英語が通じてないね」なんてことだって普通にあるんだ。

というのも、「仕事で英語を使う」には、TOEIC の範囲に収まらない「単語」「表現」も重要になるからだ。

TOEIC L&R の英単語と本業の範囲のボキャブラリーがあれば仕事で使える

TOEIC で出題されるレベル、範囲の英単語はビジネスで実際に使えるものばかりだけど、英語を「特定の仕事」で使おうとするならもう少し増やしたい。

具体的には、以下の二つに該当する英単語や英語表現だ。

  • 本業の職種で使う範囲の英単語や表現
  • 勤務先が扱う商品やサービスに関わる単語や英語表現

英語を仕事で使いたいなら、これらの2点は意識して強化していきたいね。

なぜなら、TOEIC で出題される英単語は、かなり一般的なビジネスを前提として構成されているからだ。

TOEIC L&R の問題は「広く使える」というか「特定の分野に絞ってない」英単語、表現の集まりだから、自分が関わる仕事の分野に合わせて「トッピング」していく必要があるんだ。

貿易実務の範囲であれば「 L/C = letter of credit(信用状) 」といった略語や「 demurrage(デマレージ、貨物の滞納) 」などの業界用語がそれにあたる。

この種の表現は国を越えた実務者同士だととてもよく通じるし、日々の仕事で必要な知識だけど、TOEIC のような試験問題に出すにはちょっと絞りすぎている。

神高
神高

あとは、扱っている商品、製品についての知識も自分で積み上げる必要があるね。

たとえば、電動機(モーター)を製造、販売する立場なら「 motor poles(極数)」や「 insulation(絶縁)」なんて表現は必須だけど、TOEIC ではどうだろう。

問いとして出されたとしても、他の選択肢から正答を選べる範囲での出題になるんじゃないかな。

もし「 TOEIC のスコアがそれなりに高いのに、仕事で英語が使えない」と感じてしまう人がいたら、その気づきだけでも状況は改善されると思う。

TOEIC で使われる単語は学校で習う英語と比べれば狭い範囲だけれど、それでも特定の分野に絞れば「一般的な語彙(ごい、ボキャブラリー)」で広く浅く、だからね。

特定の狭い範囲で使われる英語表現や英単語は、自分の会社、あるいは同業他社の英語のサイトやカタログを眺めることで知ることができるよ。

TOEIC L&R で自慢できる点数ってどれくらい?|まとめ

ここまでの内容を振り返っておこう。

自慢なんていうと響きが悪いけど、自己満足、あるいは自信につながるのなら、TOEIC のスコアだってバカにはできないと思う。

だって、TOEIC L&R のスコアが600点、700点あるだけで、上司や人事部門は英語の素養、学習意欲があるんだな、と感じてくれるから。

しかも、一度、取れるようになると簡単に落ちることはない。

人事や上司は、日々の仕事で他にも気にしなきゃいけないことがたくさんある。

神高
神高

TOEIC に Speaking & Writing(話す、書くタイプ) もある、なんて よほど TOEIC や資格試験に関心のある人以外は知らないだろう。

ましてや、スコア毎のレベル感なんて、わかりゃしない。

でも、「 TOEIC L&R 630点です」なら伝わりやすいし、特に説明も要らない。

これが、似たようなレベル感でも、英検2級、準1級、あるいは IELTS Overall 5.5 となるとなかなかわかってもらえない(笑)。

TOEIC のスコアは、社内で英語を使いながら仕事をしている人と比べられるから、とにかく明快だ。

「海外向けの仕事をしている○○さんと同じくらいか。なら、悪くはないな」なんてね。

そして、留学経験者、外大卒で英語が好きでたまらないような人を除けば、メーカーや商社で英語を使う人のボリュームゾーン(人数が多いスコア分布)は、おそらく600点台から700点台くらいだろう。

本人たちも、それで十分、仕事で英語が使えるとわかっている。

TOEIC のスコアくらいで、いじけたりしない。

長くなって、すまん。

今回、伝えたいことはシンプルなんだ。

TOEIC は社会で広く認められている物差し(スタンダード)だから、遠慮なく利用させてもらおう。

TOEIC はかける時間、コストに対して得られる成果がわかりやすい。

しかも、仕事をしながら少しずつ学んでもスコアアップを目指せる。

つまり、TOEIC の勉強を続けることはコスパが良い、ということなんだ。

最近はスマホでの勉強もやりやすくなったから、TOEIC IP の試験が近いなら無料で使ってみると面白いと思うよ。

ゼロ(0)とイチ(1)では全然、違うからね。

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